我が家では現在ネザーランドを飼っていますが、いつも居る居間でケージに入れて飼っています。
通常はそれほど臭いを感じませんが、たまに糞尿の臭いや体の臭いを感じることがあります。
うさぎ飼育暦はもうすぐ20年ほどとなりますから臭いに慣れてしまったのかもしれません。
それでも家族はたまに臭うといくことがあります。
以前のことですが、実家の父親が畑仕事をしている時に捕まえたうさぎはかなり臭かったことを覚えています。
このうさぎは何らかの理由で飼えなくなって捨てられたうさぎの様で、飼育をきちんとされていなかったのか歯がかなり伸びてしまっていましたし、さらに長く伸びた羽は先がくるりと曲がってしまっていて、まともにエサが食べられないような状態でした.
伸びた歯のためにうさぎは自分ではグルーミングが出来ない状態でした。
飼い主のせいなのに、この伸びた歯がうさぎが捨てられた原因のような気がしました。
このうさぎは伸びすぎた歯を切る処置をしてから、しばらくは子供が喜ぶからと我が家で預かることなりました。
しかしこのうさぎはかなり体から悪臭がしましたので玄関でゲージに入れておくしかありませんでした。
体を拭いてあげてペレットなどをあげたのですが、ノラうさぎ生活が長かったためか生野菜しか食べてくれませんでした。
うさぎには良くないと思いながらも何も食べさせないわけにはいきませんので、しばらくは生野菜を与えていました。
この経験からうさぎの臭いは体の清潔度と共に食べ物だと思っています。
これほど汚れてしまったうさぎは注意してお風呂に入れてあげることができると知っていれば、体を綺麗にしてあげることができたと思います。
以前に飼っていたうさぎはお尻の周りが汚れていることが多く、脱毛も起こっていたことから対策として入浴させました。
そのおかげでお尻の周りの脱毛は徐々に治っていきました。
うさぎは体を清潔にしてあげますとほとんど臭うことはありませんでした。
食べ物も消臭効果もあるペレットとチモシーをメインとして、生野菜は与えません。
生ものはたまにおやつとしてあげる旬の果物がありましたが、それでも1ヶ月に1回あるかないか程度です。
2代目のうさぎは小さい時にあげたビスケットが大好物でしたので、おやつとして少量与えることをしていました。
小麦がうさぎには良くないのでごく少量としていましたが、こちらにも消臭効果のあるものが入っていました。
うさぎが臭うと思うのはうさぎのおしっことフンの臭いだと思います。
うさぎの糞はお腹の調子が悪い時などの少し柔らかいフンは少し臭います。
うさぎのトイレはトイレ専用の消臭効果の高いトイレ砂を使用していますが、この砂は1日1回しか交換しませんので臭いを感じることがありました。
トイレにトイレ用の吸収シートも利用しましたが、ヒノキのトイレ砂が一番消臭効果があると思います。
以前飼っていたうさぎのトイレは新聞紙を利用していて、うさぎがおしっこをするとすぐに交換するということをしていたことがありましたが、その時はおしっこの臭いを感じませんでした。
その時のうさぎはあまりおしっこをしませんでしたが、最低でも1日に5回ほどトイレの新聞紙を変えていました。
夜の間にうさぎはおしっこをするのですが、朝一番にこれも交換してあげれば問題ありません。
新聞紙の使用については、うさぎが新聞紙を少し食べてしまうこもありましたので良いのかどうかも考えました。
現代の新聞インクは大豆由来油脂を使っています。
もちろんまったく無害とは言えないかもしれませが、「SOYINK」という大豆を原料とするものを新聞社が導入するなど、害の少ないインクの使用がされているようです。
そういったことから判断して、その当時は新聞紙をトイレに使用していました。
決して使用を勧めているわけではないのですが、おしっこやフンをしたらすぐに交換ができれば臭いを防ぐことができました。
今は消臭効果の高いトイレ砂と、どうしても臭う時にはトイレにうさぎ用の消臭スプレーをしています。
うさぎはおしっこを1日であまり回数をしませんが、そのため濃縮されていて臭うと感じるのかもしれません。
我が家ではうさぎに与えるエサはおしっこの臭いを軽減する成分のものを与えています。
うさぎは食べなれたペレットを変えますと食べなくなってしまうこともありますので、消臭剤入りでないペレットをあげている方は飲み水に入れる消臭剤を利用するという方法もあります。
我が家では使用していませんが、うさぎの体やゲージ、トイレにスプレーして臭いを軽減する水もあるようです。
うさぎが健康であれば本来は臭う動物ではありませんが、高齢化などによるトラブルでの臭いが発生した場合には低減するためのグッズはいろいろあります。