うさぎの寿命は通常は6年から7年といわれています。
最近ではうさぎにとって良い環境で飼われる方が増えてきているため、その年数を超える長寿のうさぎが増えてきています。
うさぎは生後5〜8ヶ月くらいでほぼ大人の体になり、1〜4歳ほどがうさぎが最も体力的に充実している時期となります。
うさぎも5歳を超える頃からだんだんと老化がはじまり、7歳を超えると老いを感じるうさぎとなっていきます。
うさぎに与えるエサの質も良くなりましたし、栄養管理についてもしっかりされる方も多くなりました。
うさぎを飼うのに適した温度や湿度のために、年中エアコンの効いた快適な温度の部屋で飼われている方もいます。
ケージも機能が向上して清潔な状態で飼うことが簡単にできます。
そのため今ではうさぎが10年以上生きることもまれではなく、10歳以上の長寿のうさぎが増えてきています。
動物病院も以前はうさぎのことを診てくれるくれるところがあまりなかったのですが、最近ではうさぎを飼う方も増えたことから対応してくれる病院も増えてきました。
うさぎの5歳は人間の年齢で46歳ほどで、うさぎの10歳は人間では76歳ほどとなります。
我が家が最初に飼いましたミニウサギは今ほど恵まれたエサや環境ではありませんでしたが6年生きてくれまた。
そして次に飼ったネザーランドのミックスうさぎは9年生きてくれました。
少しずつうさぎの正しい飼い方を知ったことによることもあると思います。
食べ物に関してもうさぎは生のニンジンが大好きとか、うさぎに水を与えると死んでしまうなどという誤った知識しか我が家には無い時もありました。
なにを隠そう我が家でも十数年前のことですが、親戚の畑にいた捨てられたうさぎが捕らえて、そのうさぎを一時預かったのですがうさぎには何を食べさせて良いのか迷ってしまいました。
このうさぎは前歯が伸びすぎ曲がってしまっていてまともにエサをまともに食べられない状態となっていました。
そのため誰かが飼うのを放棄したうさぎだったと思われます。
うさぎはこの歯のために自分でグルーミングが出来なかったことよりかなり悪臭がしていました。
今でしたらうさぎの体を洗って清潔にしてあげて歯を正しい長さに切り、うさぎにしっかりとエサをあげることができたのにと思ってしまいます。
その時は知識が無かったことからそういったことをしてあげることが出来ませんでしたので、保護したうさぎはあまり長く生きることが出来ませんでした。
うさぎを正しい知識で飼ってあげることができれば寿命は次となります。
ネザーランドドワーフの寿命は5年から10年と言われています。
ロップイヤーの寿命も5年から10年と言われています。
雑種のため丈夫で飼いやすいと言われるミニうさぎですが、やはり寿命は平均的には5年から10年と言われています。
ギネスでの飼いうさぎの長寿記録は17歳と2週間だそうです。
このうさぎの種類はジャージーウーリーとのことです。
このジャージーウーリーの飼い主が語った長生きの秘訣は次だそうです。
グーグルの翻訳で原文を訳しました。
「私は彼にニンジン、または他の野菜、果物、おやつを決して与えなかった」
「チモシー干し草とペレットのみ 私はそれをシンプルかつ一貫していました」
とのことです。
うさぎの長生きの秘訣がわかった気がします。
うさぎも人間と同じように成長に応じてエサの内容を変えていく必要があると思います。
生後6ヶ月くらいまでの小うさぎは成長するために大人のうさぎの2倍ほどのカロリーが必要となります。
そのため栄養価の高いアルファルファか、一番狩りのチモシーをメインにするのが良いでしょう。
うさぎも成長期を過ぎますと必要なカロリーは減ってきますので、ペレットを減らして体重のコントロールが必要となります。
うさぎも5歳以上になりますと新陳代謝が悪くなりますので、太らないようにしてあげることがとても大切となります。
5歳以上となると老年期が始まり、うさぎに多い尿石症の持病がみられる様になりますので、エサはカルシュウムが少ないものを選んであげることが必要です。
もちろん干し草はマメ科のアルファルファではなくイネ科のチモシーにしなければなりません。
カロリーとカルシュウムを抑えたシニア用のうさぎのペレットも販売されています。
ペレットも注意しないとアルファルファが入っているものがありますので、チモシーのものにしましょう
うさぎを長生きさせるコツで一番大切なことは肥満にさせないことも言われています。
自分でエサを替えることができないうさぎには、それなりの年齢への配慮をしてあげて飼い主が年齢に合うエサを与えてあげることが必要です。
うさぎの長生きには人間と同じように食事の管理が大切だと思います。
うさぎの寿命を伸ばして長生きさせてあげたいのでしたらうさぎの体調をしっかり管理してあげましょう。
病気になりかけを知るためには、毎日のうさぎの様子を観察することが大切です。
うさぎがいつもと違うなと異変を感じたら獣医の方に診てもらうといったことが得策です。
うさぎの病気も早期発見と早期治療が大切で、丁寧なケアが重要です。
うさぎは病気になっているという弱みを隠す動物です。
うさぎは捕食される動物本能で少しぐらい体調が悪くてもそのような姿を見せません。
うさぎが調子が悪いといった様子を見せた時は、病状が見た目以上に進行していると思ってよいでしょう。
うさぎの体調の不調のサインを見逃さないのがうさぎと長く暮らすことには必要なことです。
普段からうさぎのエサの食べる量、体重、フンなど健康時の状況を把握していることは大切です。
さぎの健康のためにはうさぎが快適に過ごせる環境が大切です。
うさぎは温度や湿度の変化に敏感なことから、夏の暑さや冬の寒さに対して環境を整えてあげることが必要です。
我が家はうさぎ専門店では一年中エアコンが効いている部屋での飼育を薦められました。
夏にお迎えしたネザーランドドワーフですが、うさぎにとって良い部屋の温度は24℃と言われました。
特に夏の暑さと湿度に関しては特に配慮が必要だそうです。
我が家も9才になったネザーランドのミックスを飼っていた時には、夏は一日中エアコンが効いた部屋の中で飼っていました。
温度管理と共に静かで落ち着ける環境も作ってあげることも必要です。