我が家のうさぎが鼻血を出した理由は、散歩途中の移動で抱いていましたら居心地が悪かったのか暴れてしまい、手から離れて落ちた時に鼻を地面に擦ったからです。
鼻の周りが血だらけとなったうさぎの姿はかわいそうなものでした。
この時の鼻血の理由は人間の場合と同じで、擦り傷と共に鼻の内側にある血管が網の目のように走っている場所のキューゼルバッハ部位からの出血だと思われます。
人間の場合でしたら小鼻をつまんで止血を行えば良いのですが、うさぎの場合はよくわからなかったのでティッシュで鼻を覆い押さえておきました。
5分ほどして見ましたらうさぎの鼻血は止まっていましたので散歩を続行しました。
顔面からの出血は慌ててしまうのですが、うさぎの場合も落ち着いて止血してあげれば良いのではないでしょうか。
うさぎの頭部を落下により強く打って頭蓋骨骨折が疑われる場合はもちろん病院へ急いで行く必要があるのは人間と同じです。
今回うさぎの鼻からの出血が気になりましたので他の病気についても調べてみました。
まずは風邪に似た病気による鼻血についてです。
人間でも風邪で鼻に炎症が起こりますと鼻の粘膜が充血した状態になり、ちょっとしたことでキューゼルバッハ部位から出血してしまうことがあります。
人間の場合は風邪による場合はあまり心配はいらないのですが、うさぎは人間と同じ風邪の菌には感染しませんので違う病気で鼻の粘膜が充血していると思われます。
うさぎの場合はバスツレラやブドウ球菌などの細菌感染が原因と思われます。
パスツレラはうさぎが最もよく感染する菌で、パスツレラ菌に感染するとうさぎは一生この菌を保菌してしまい薬剤投与しても治らないという病気なので、早めに病院に行かれることをお勧めします。
うさぎのバスツレラの予防はといいますと、やはり人間と同じで免疫力や抵抗力を低下させないことです。
気をつけることはうさぎを飼う環境を常に清潔にしてあげるということ、気温や湿度にも気をくばることではないです。
さらに食べ物にも気を使ってあげればうさぎは健康で長生きしてくれるのではないでしょうか。