私は死に目にあうことが出来ませんでしたが、家にいたものに聞きますとベランダでうーたろうが走り出したのでまた近所のネコでも近くに来たのかなと思ったそうです。
走っているところを写真に撮ってみようかなと思っていたら、当然パタンと倒れて動かなくなってしまったそうです。
今朝の様子はいつもとはまったく変わりありませんでしたし、糞の量も変わっていないと思います。
最近も食欲旺盛でよく食べていましたし、体重の変化もなかったはずです。
確かに最近は9歳を越えましたので毛並みにツヤが減ってきたことを感じたことから、ブラッシングをしてあげたばかりでした。
昨晩も娘に抱かれて元気に遊ばれていたので体調不良はまったく感じませんでした。
うさぎは体調の悪さを表さない動物だと言われます。
うーたろうもどこかが悪かったのかもしれませんが、まったく表さなかったのではないでしょうか。
9歳といえば人間にすれば70歳以上となりますがそれでもとても食欲がありましたし、エサ入れのチィモシーを食べつくしている時もあったくらいでしたので、本当に体調の悪さを感じさせませんでした。
高齢なのに元気で良く食べるねと家族で言っていたものでした。
うずくまって動かないなどの兆候があれば病気かなと思うのですが、そんな素振りは逝ってしまった当日までまったく見せませんでした。
うさぎの寿命は7年から10年ほどと言われています。
9歳となったうーたろうはとても元気だったことからまだまだ長生きするよねと言っていたものでした。
先代のミニウサギが6年の寿命でしたから、元気なことから考えると2倍は生きるかもと思っていました。
ただし昨年の夏には暑さから食欲が落ちてフンもあまりしなくなった。
そのため今年の夏には暑いとうさぎも大変かなと思っていたところでしたが、暑い日はエアコンが効いた部屋で過ごせば大丈夫かなと思っていたのです。
まだまだいっしょに過ごせると思っていたうーたろうでしたが、これがうーたろうの寿命だったと思うしかありません。
こんな事を言えるのもうーたろうが逝ってからやっと心の整理がついたからではないでしょうか。
うさぎの死期について調べてみましたら、我が家のうーたろうと同じ様に突然走り出してパタンと倒れて亡くなってしまううさぎが多いことを知りました。
弱っていたうさぎも最後に「こんなにまだ元気だよ」という姿を見せてから逝ってしまったという方も多くいらっしゃいました。
我が家の場合はうさぎがベランダを走ることが以前から多かったことで、いつものことかなとも思ってしまったのです。
本当に今回のことは突然だったと思います。
うーたろうは大好きなクッキーと共に白い布に包み庭に埋めてあげました。
先代のミニうさぎが眠っている横に寂しくないように埋めてあげました。
ペットの火葬もあることは知っていますが我が家は庭に埋めてその上にバラの花を植え、いつでも花を見ると思い出すようにしています。
毎年花が咲くとうーたろうを思い出すのです。
うーたろうによってうさぎ好きの我が家は9年間とても充実したことを今では感謝しています。
うさぎを飼うことはとても楽しいのですが、こういったお別れもしっかりとしてあげるということが必要なことなのです。
娘は以前のミニウサギが死んだ時には死んだうさぎを触ることも出来ませんでしたが、今回は亡くなったうーたろうをしっかり撫でてあげていました。
今回はしっかりと月に送ってあげることができたと思います。