野生のうさぎはカロリーが少なく繊維質の多い草を主食にしています。
そのためうさぎのえさは赤ちゃんうさぎの時を除いてチモシーをえさのメインにすることがベストです。
うさぎがチモシーを食べるときには前後左右に歯をすり合わせて食べますので歯の伸びすぎを防ぎます。
また不正咬み合いの予防のもなります。
チモシーは繊維質が多いのでうさぎのおなかの消化活動を助け、毛球症の予防になります。
うさぎのエサのメインにはイネ科のチモシーの他にマメ科のアルファルファがありますが、マメ科は高たんぱく高カロリーですので成長期の1歳までのうさぎ用となります。
うさぎが1歳をすぎましたら徐所にイネ科に切り替えていきます。
チモシーには1番刈り、2番刈り、3番刈りとありますので、あなたのうさぎに合ったものを食べさせましょう。
繊維質が一番多くカルシュウムも低め、若いうちに刈られているので青々しく新鮮です。
カロリーが低めで茎が少なく、やわらかい干し草です。
穂が出る前に刈りますのでカロリーが少し高めです。
同じチモシーでもこれだけ違う種類があります。
チモシーはうさぎがいつでも食べられる様に容器にたっぷり入れておいてあげましょう。
ある日の子供の学校でのうさぎの事の会話ですが、子供が
「我が家はうさぎの食べ物として『わら』をあげているんだ〜!」
「え?うさぎって『わら』を食べるの?ほんと??」
我が家ではうさぎにあげるチモシーを「わら」と何も疑問なく言っていましたためです。
わらは稲の茎の部分を乾燥したもので、近所の田んぼで稲刈りが終わった後に束ねておいてあるものです。
決してこの「わら」を我が家のうさぎには食べさせた事はないのですが、ペットショップでチモシーを購入する時も「わら」と言っていました。
そのため家族内では子供に「うさぎにえさをあげる時は『わら』をいっしょにあげてね!」という会話になっています。
実際に我が家がうさぎのために購入していたチモシーを見て、わらに似ていましたのでその様な呼び名になったと思います。
このちょっと硬くて長いチモシーをミニウサギは食べていたのですが、ネザーランドのミックスうさぎはあまり食べようとしませんでした。
そのためうさぎのためにいいものはないかと探していましたら、ペットショップの方にチモシーでも柔らかいのがありますよと紹介されましたので、購入しネザーランドに与えてみました。
おかげで食欲が出てきたのかよくチモシーを食べる様になりました。
夕方に柔らかいチモシーをたっぷりと器に入れてあげるのですが、朝になりますと全部キレイに食べてしまっている事がたまにあります。
結構ネザーランドうさぎはこのやわらかいチモシーを気に入っているようです。
うさぎの健康のために良いことですからうさぎの食器にたっぷりとチモシーをいつも入れてあげています。