人間が食べる野菜のほとんどはうさぎに食べさせても大丈夫なのですが、次のものは食べると中毒を起こしますので決してうさぎに食べさせてはいけません。
身近な植物でもうさぎにとっては食べると毒になる草花があります。
次のものは与えてはいけません。
うさぎを公園などで散歩する時に、うさぎが勝手にオオバコ、クローバー、タンポポ、レンゲ、ナズナなどを食べることがあります。
うさぎは自分で食べても良い草花はある程度わかるようです。
ただしこれらのものも多量に食べますと水分の取りすぎで下痢気味となることもありますので避けたほうが良いと思います。
でんぷん質が多いサツマイモ、ジャガイモはうさぎにとって太りやすくなるばかりでなく、腸に大きな負担をかけますのであげる場合は少量にしておきましょう。
好奇心があるうさぎは私たち人間の食べているものに興味があります。
私たちが食べているおやつを与えてみますといろいろなものを食べてしまいます。
ビスケットやケーキ、アイスクリームはうさぎの大好物で、甘いお菓子の味を覚えてしまいますとねだるようになります。
しかし糖分や脂肪分が多いおかしはうさぎの体にとっては害になるのです。
またチョコレートはウサギが食べますと中毒になりますので絶対に与えないでください。
うさぎのえさの理想は干し草がメインでペレットが適量、野菜はたまに少量というものです。
我が家のうさぎは干し草よりもペレットを好みますのでついついペレットを与えてしまいます。
しかしうさぎの健康にはうさぎの食生活として野生の生態に近い状態にしてあげるのが理想です。
野生のうさぎは繊維質豊富な草を主に食べています完全な草食ですから、うさぎの理想のえさは干し草をメインにすることです。
干し草を食べる時にうさぎは歯を前後左右にすり合わせて食べるので、不正咬合いの原因になる歯が伸びすぎることの防止になります。
繊維質が多い干し草は消化を促するだけでなく、ストレス解消の効果もあるとのことです。