ペットショップで売られているうさぎのかわいい姿を見て飼ってみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
自分では飼うことができるかしらと悩んでいらっしゃる方のために、我が家のうさぎをお迎えして18年の飼育経験に基づきお伝えしたいと思います。
うさぎを飼うのは犬や猫に比べますととても楽だと思います。
うさぎは泣きませんし、環境を整えておいてあげればお留守番もちゃんとしてくれます。
うさぎは名前を憶えてくれますので、名前を呼ぶと近寄ってきたりするなど反応してくれます。
我が家のうさぎは名前を呼びますと「遊んで、撫でてと甘えてきますので、その姿はかわいいものです。
うさぎは意外と賢いので、しつけをきちんとすればトイレの場所も覚えてくれますので、飼いますケージの管理も簡単です。
うさぎは草食動物ですからフンも丸っこく小さなものであまり汚いというイメージではなく、きちんと処理をしてあげればそれほど臭いません。
また、うさぎ自体も自分で自分の体をきれいにするためのグルーミングを行いますのでほとんど臭いません。
うさぎはもともと捕食される側の動物であったことから、品種改良されてペットとなった今でも臭いで存在がわからないように体の臭いを消しているのでしょう。
うさぎを飼うには良いケージを準備してエサと水飲みの器具を用意すればお迎えすることができます。
あとは飼うための知識を少し覚えて頂くだけで、うさぎとの楽しい生活を始めることができます。
ペットショップにいますうさぎは野生ではなくペット用に品種改良されたものですから、基本的には部屋の中で飼うのがおすすめです。
もちろん日中は広い庭などで遊ばせて、夜には部屋に入れてという飼い方でも良いと思います。
部屋の中で飼うにはケージが必要となります。
ケージには色々な種類がありますが、おすすめは掃除がしやすいものです。
いつもきれいなケージで飼ってあげることは大切です。
ケージの中だけで飼うのでしたら、少し運動ができる大きさのものを買うと良いでしょう。
ケージの選び方についてはまた別記事にて詳しく書かせて頂きます。
うさぎをお迎えするにはエサと水を与える容器とエサが必要となります。
エサにつきましてはお迎えするうさぎの年齢によって違ってきます。
うさぎ専門店からうさぎをお迎えする場合でしたら、しっかりと教えてもらえるので良いのですが、ホームセンターのペットショップコナーなどからお迎えする場合はあまりうさぎの飼い方について教えてもらえないことがあります。
我が家がうさぎ専門店で聞いたことや、経験をもとにこちらも別記事で詳しく書かせて頂きます。
うさぎをペットとしてお迎えするのであれば最後まできちんと飼ってあげましょう。
我が家でも、親戚の郊外にある畑に飼えなくなって放置されたと思われるうさぎが保護されて、しばらく預かったことがあります。
このうさぎは歯が伸びすぎていて曲がってしまい、エサもうまく食べることができない状態でした。
前の飼い主はエサの知識が無かったのか、歯が伸びないようにするエサの管理がきちんとできていなく、うさぎが手に負えなくて飼育放棄したのでしょう。
歯がかなり伸びていましたのでグルーミングもできないことから、かなりうさぎは臭かったのです。
保護して、歯も正常な長さに切ってあげて面倒を見たのですが、このうさぎはすぐに月へと旅立ってしまいました。
こんなかわいそうなうさぎにしないように、うさぎを飼うのでしたら最後まできちんと面倒を見るという気持ちだけは準備して頂きたいと思います。