我が家の現在飼っていますネザーランドはうさぎを飼い始めて3羽目となっています。
うーたろうはサークルやケージから出して部屋の中を自由にさせてもほとんど物をかじりませんし、攻撃的になるといったことがありません。
これは我が家がうさぎの飼い方に慣れたからだねと先日家族で話し合っていたのです。
うさぎを赤ちゃんの状態から飼いますと、成長するにつれて性格が少し変わってくることがわかります。
うさぎも人間と同じで、大人へとなるにつれて自己主張するようになるのです。
それらはうさぎにとって自然なことですが、その時の対処の仕方が良くないとうさぎは不満を感じてしまい、ますます飼い主にとって迷惑な行動をしてしまうようになるかもしれません。
そのためうさぎの飼い主はうさぎの成長に伴ううさぎの特性とも言える主張を聞いてあげる必要があると思います。
それらを十分わかってうさぎに接してあげればうさぎは思春期を穏やかに過ごして、とてもフレンドリーな性格となるのではないでしょうか。
うさぎの主張を受け止めなければならない、成長に伴う思春期の行動は次となります。
うさぎが子供の時にはとてもかわいいのでよく撫でてあげるのですが、うさぎを子供の頃と同じように触ろうとケージの中に手を入れますと嫌がられることがあります。
これはうさぎの成長に従い縄張り意識というものが芽生えて、自分の縄張りであるケージの中に入ってきて欲しくないという主張なのです。
また、うさぎはあなたを飼い主として認識していなく、同じ仲間か場合によっては自分よりも下の存在と思うこともあります。
そのためうさぎが飼い主をどう見ているかの主張をしっかりと見極めて、飼い主の方が上だからきちんと従いなさいということを教えてあげることが必要です。
さらに、うさぎは気分屋ですから時には触られたくないときもあります。
そういった時には触ることを深追いするのではなく、うさぎの気持ちが触っても良いと思えている時に触りましょう。
我が家の場合は名前を呼んで近寄ってきますので、その時手を少し出してうさぎの気持ちを確認しています。
触っても良いときには手を出してもじっとして触られるのを待ってくれています。
我が家が以前に飼っていたネザーランドはケージの中に手を入れたり、ブラッシングのために抱っこしようとした時などに甘噛みすることがありました。
これも縄張りを守ろうとしての意識と、捕食される動物として敵から身を守ろうとしての防衛行動です。
以前のネザーランドには噛まれた時に驚いて叩いてしまったことがあります。
そうしますとうさぎは益々警戒するようになってしまいましたし、甘噛みもなかなか治りませんでした。
そこで、今回飼ううさぎも思春期に甘噛みをするようになった時があったのですが、やさしく「だめでしょ」と何度も言い聞かせるようにしました。
そうしますと自然に甘噛みをすることがなくなりました。
そればかりでなく、この「だめでしょ」という言葉が注意をされているということを認識しているようで、部屋で放し飼いになっている時に家具の裏に潜り込もうとしている時に「だめでしょ」といいますと入りかけた状態からバックして出てきます。
このうさぎが噛むという行動も上下関係にも起因していることもありますので、うさぎがそう思っているのではと感じるのでしたら上下関係を教えてあげましょう。
我が家でもうさぎのストレス発散と運動のためケージから出してあげるのですが、ケージから出して自由に遊ばせている時間が長いと、うさぎは出してもらっている場所全体が自分の縄張りだと勘違いしてしまいます。
勘違いしたうさぎはケージの中に入れられると「なぜ自分の縄張りにでられないの?」となって出せ出せと主張してくるのです。
これを防ぐためにうさぎ専門店ではケージからうさぎを出す際の方法を教えてくれました。
それはケージからうさぎを出すときは必ず自分から出るようにするのではなく、いったん抱き上げてケージから出すのです。
またケージに戻す際にも抱き上げてからケージ内にもどします。
これでケージから出るのは自分の縄張りに出るのではないとうさぎがしっかりと認識をするのです。