我が家ではうさぎを飼い始めて今3代目となっていますが、今まで飼ったうさぎはすべて人の見分けができましたし、自分の名前も憶えて呼ばれると寄ってきました。
記憶力もあり、ケージの掃除を始めますと邪魔にならない様に自分から移動してくれます。
また、うさぎが座っているソファーの近くで寝そべってくつろいでいる時に足の裏で撫でてあげていたら、うさぎから足の下に入り込んできて「撫でて」とせがむ様になった子もいました。
一般的にうさぎの知能は人間の1歳児ほどと言われ、ネコと同じ程度の知能があるようです。
今飼っている血統書付きのネザーランドは知能が高いようで、しつけもとても簡単でした。
そしてすごいなと思うのは小さな頃からかわいい姿をよくカメラで撮っていましたので今でもカメラを向けますと反応するのです。
ポーズを取るわけではありませんが、写されるということはわかるようで反応してくれます。
足音も聞き分ける事ができるようでケージの横を家族が歩きますと身構えたりするのですが、私が何回横切ってもまったく反応しないでくつろいでいるのです。
私には何もされないということがわかっているようです。
もちろんうさぎの知能は個体差がありますが、癒されるペットとしては思ったよりも知能があるのではないでしょうか。
うさぎは知能がある動物ですから間違った方法をしなければしっかりしつけをすることができます。
うさぎをしつける際に大切なのはしつけた通りに出来たときにはしっかり褒めてあげることです。
褒める方法としてはうさぎが大好きなドライフルーツなどをあげて「いいこ、いいこ」と声をかけて撫でてあげましょう。
うさぎは食べることが一番幸せですから、好きなおやつを食べることができれば頑張ってくれると思います。
難しいのは悪いことをした時のしかり方です。
実は私はうさぎが悪いことをした時にたたいてしまったことがありました。
軽くたたいたのですが小さなうさぎにとってはかなりの衝撃を感じるようなのです。
そしてうさぎが人間はたたくという警戒心を持ってしまい大変でした。
これをしてはだめだと教える正しい方法は、「だめでしょ」とうさぎの目を見ながら声を出してしかるという方法です。
うさぎも知能がありますので、「だめでしょ」という声のトーンや大きさがいつもと違う事を感じて、行ってはいけないことをしたのだと認識してくれます。
「だめでしょ」としかる時に手をたたいたり、床をたたいたりして音を出すという工法もあります。
うさぎが機嫌の悪いときや警戒をしているときに自分の後ろ足をダンと鳴らす習性があります。
この習性を利用して悪いことをしたから怒っているということを教える方法なのです。
うさぎは知能がありますのでトイレの場所もきちんと覚えてくれます。
うさぎは決まった場所でフンやおしっこをしますので、ケージの隅などにトイレを設置してあげればそのうちにそこでしてくれる様に自然となります。
気長にまってあげるのがよいのではないでしょうか。
トイレを覚えてもたまにトイレ以外でポロリとしてしまうのも、うさぎのかわいい姿を見ていましたら愛嬌だと思えるようになります。