
うさぎを室内で飼うにはケージを使用するのですが、これを1日中きれいに保つにはそれなりのお世話が必要です。
我が家では朝起きますとまず人間の身づくろいよりもうさぎのケージの掃除をします。
うさぎはケージの中のトイレで夜中にウンコやおしっこをするので、朝は締め切った部屋ではこの糞尿の臭いが少しします。
ケージの横にある窓を開けて部屋の空気の入れ替えをしながらケージの掃除をします。
ケージのプラスチック製スノコを外して、アルコールが含まれたウェットティッシュできれに拭きます。
ケージの床のトレイを引き出し、落ちているフンやチモシーなどのエサ、抜けた毛などを取り除き、こちらもアルコールが含まれたウェットティッシュできれに拭きます。
トレイに敷いてある脱臭シートも汚れたら交換します。
トイレの木製の砂も取り換えるのですが、トイレ本体もウェットティッシュできれに拭きます。
ケージの周りのおしっこが飛び跳ねないようにある囲いも汚れていたらふき取ります。
そして水飲み用のボトルの水も新しいものに交換します。
そしてようやくペレットとチモシーも食べ残っていたものは全部捨てて、あたらしいエサをあげます。
毎朝このうさぎのお世話で20分ほどかかります。
日中はたまにうさぎがトイレ以外でウンコをしてしまうことがあります。
固いコロコロのウンコでしたらそのままケージのトレイに落ちるから良いのですが、たまに柔らかいウンコをしてしまうのです。
たまにこのウンコをうさぎが踏んでしまうことがありますので、気が付いたらティッシュで取ってあげます。
この柔らかいウンコは臭いので、そのままにしておくと匂うのです。
そして夕方にもスノコのが汚れていたら掃除しますし、トイレもトイレ砂を交換してきれいにしてあげています。
そしてペレットとチモシーのエサもかなり食べて減っているので、夕方にもあげています。
うさぎのケージを清潔にしておくにはこれだけのお世話が必要となります。
我が家のネザーランドは毛がとても細いのですが、ブラッシングをしてあげますとこの細かい毛がブラッシング中に空気中に舞います。
そのため部屋の中は毛だらけになってしまいますので、屋外でブラッシングをしています。
もちろん衣服にもこの細かい毛がたくさん付きますので、それを部屋に入る前にきれいに取るのが大変です。
ブラッシングは毛の生え替わる時期には1週間に1回はしてあげる必要があります。
ブラッシング後にはお尻周りが汚れていることがありますので、体も拭いてあげています。
そしてブラッシング時に爪が伸びていないかチェックして、伸びていたら切ってあげます。
我が家のうさぎは爪切りが嫌いですから、押さえて爪を切るのも大変です。
うさぎは日中にケージの中であまり動きませんので、夕方から寝るまではサークルを出して中で遊ばせています。
サークルを毎日出してケージとつなげる作業が必要です。
サークルも床が汚れますのでウェットティッシュできれいに拭いてあげます。
サークルはしまう前には掃除機で抜けた毛などを吸って掃除しています。
かわいいうさぎも老いてきますので、高齢となった時のお世話が発生します。
我が家のうさぎは7才になった頃から毛球症なのかフンが出なくなったり、エサを食べなくなったりすることがありました。
前に飼っていたうさぎはお尻まわりを汚すことが多かったので、お尻周りの皮膚が荒れてしまったので、お風呂でお尻を洗うこともしました。
高齢になりますと毛の色つやも無くなってきます。
またうさぎは表面にはあまりだしませんが、体調が悪くなることがとても増えるのです。
そして最後には看取らなければなりません。
家族も最後の看取りが一番つらいと言っています。
うさぎを飼うにはこういったことを受け入れる覚悟が必要だと思います。
歯の状態もチェックしていました。
体温で健康チェックもしました。