うさぎの顔をよくみていますとひげがとても長いのがよくわかります。
あまりにもひげが長いので爪と同じで伸びすぎは良くないのではと思ったことがありました。
調べてみますとうさぎのひげには役目があるようです。
それはうさぎが動く時にぶつからないように体との間を測る役割とのことです。
たしかにうさぎは穴の中で生活をしていましたので、穴の壁と接触しないように通り抜ける時にこのひげが役に立つのでしょう。
我が家のネザーランド用に木をくりぬいたトンネルのおもちゃを買ってあげましたが、トンネルを素早くぶつからないように抜けて遊んでいるのはこのひげのおかげのようです。
またひげの毛根部分にはもちろん神経がありますので、抜くとかなり痛みを感じます。
犬のひげはトリミングなどで切ることも問題ないということを聞いたことがありますが、うさぎにとっては、ひげは感覚器官となっていますので、うさぎの正常な生活のためにもこのひげは切ってはいけないと思います。
我が家が飼っていたミニウサギは部屋の中で自由に生活をしていました。
そのため冬になりますと温かいところが好きなためかファンヒーターの温風の吹き出し口の近くで横になっていました。
うさぎのひげはとても長いことからたまにひげが吹き出し口の金属部に触ってしまい、ひげが縮れているのをよく見ました。
ファンヒーターの前で驚いた様子はまったく見たことがありませんので、ひげが焦げても痛くないようです。
うさぎの顔を見るたびにひげが縮れているのはかわいいものでした。
我が家で飼っているネザーランドの頭はたまに撫でてあげるのですが、その際に顔全体も撫でてあげることがあります。
たまに口の周りに生えているひげを触ってあそぶのですが、我が家のネザーランドは嫌がらないのです。
もちろん口の方から後ろに向かって撫でるのですが、たまに反対向きで撫でてあげますとひげが引っ掛かるような感じになります。
もちろんやさしくそれを行っているためなのか、ひげを触ってもまったく嫌がらないのです。
飼い主に変なことはされないと安心しているからかもしれませんが、我が家のネザーランドドワーフのミルちゃんはおっとりとした性格のようです。