我が家のうさぎが最近抱っこをしようとか、撫でてあげようと近づくことを嫌がります。
確かにネザーランドドワーフのメスの性格はクールな子が多いということは聞いてはいたのですが、以前よりも更に避けることが多くなった気がします。
これは子ウサギでお迎えしたネザーランドが思春期を迎えているのではないかと思われます。
大人になることで縄張り意識も高まってきますし、うさぎと人間の上下関係を見ているのではないでしょうか。
最近困っているのは朝や夕方にケージ内にありますエサ入れやトイレを出して掃除をしようとすると、ケージに入れた手にパンチをしてくることがあるのです。
これは私の縄張りに入ってこないでと言っているのでしょう。
また、たまに甘噛みをしてくることがあります。
以前に飼っていましたうさぎは今回の子ほど反抗期は感じなかったので、うさぎによっては反抗期を感じない子もいるのではないでしょうか。
反抗期と思われるうさぎに対しては「そんなことは嫌だ」ということをはっきり示しています。
どうしているかといいますとケージの床を指で「トン、トン」と叩いてダメとしっかりいいます。
これはうさぎが行うタッピングと同じことをして、嫌ということを伝えようとしているのです。
また抱っこした時にはうさぎの後ろからアゴ乗せをしています。
これはうさぎとの上下関係を教えるもので、うさぎに人間にはかなわないと思わせるものです。
実は前に飼っていたネザーランドは子供の時にオシッコを部屋のあちこちでしてしまうことから、叩いてしまったことがありました。
そのためうさぎは人間には叩かれるから怖いと思い込んで、関係改善に苦労したことがありました。
そのため今回の子は嫌だということを伝えるために床を叩くことにしているのです。
反抗期のうさぎですが、1日にとてもフレンドリーな時が3回ほどあります。
それは朝夕のエサを入れた食器を持った時と、おやつをあげるときです。
エサ入れにエサを準備している時はケージの出入口で「エサはまだ?まだ?」とこちらを見ているのですが、そのときにはどれほど頭を撫でたり触ったりしてもまったく文句は言いません。
またおやつをあげる時になりますとケージの中で思い切り背伸びをして「チョウダイ!チョウダイ!」となるのです。
その姿がとてもかわいいので許せるのですが、我が家のうさぎはこういった時だけはとてもフレンドリーになる現金なうさぎなのです。