ケージの中でうさぎを飼っている場合には運動不足にならないように一日一回30分ほどは出して遊ばせてあげましょう。
うさぎもずっとケーージの中ばかりですとストレスがたまってしまうことがあります。
運動不足解消とストレス解消のためにも適度にケージから出してあげることが望ましいと思います。
ただしうさぎを出す場所も注意が必要で、うさぎが部屋にある家具をかじったり、電気コードもかじったりしますのでしっかり見ていることが必要です。
部屋で遊ばせる場合にはうさぎがかじらないように、うさぎが遊ぶものを用意しておくといいと思います。
ただしケージで飼っているうさぎは長時間出しておきますと反対に疲れてしまいますので、出してあげる時間は30分ほどとしてあげましょう。
実は我が家のうさぎは6歳を過ぎていた時にはケージの中で飼っているのではなく、日中はベランダで放し飼いということがありました。
そのためベランダを走り回ることも多く、運動し放題となっているために年齢を感じないほど元気で飛び回っていました。
60センチほどあるサークルのゲージを飛び越えてしまうこともあり、知らない間に部屋中を駆け回っているときがありました。
夜になりますと部屋のケージに入れるねですが、窮屈に感じるのか「出せ!出せ!」とゲージをかじります。
期待にこたえて朝にケージから出してあげますと飛び跳ねまわり、ほとんど野生化しているのではと思ったりするほど元気でした。
加齢に負けないためにもうさぎには運動が大切だと思います。
うさぎは狭いところが大好きですからダンボール箱でで作った小屋にはすぐに入って遊んでくれます。
近くのショッピングセンターで適当な大きさのダンボール箱を2個ほどもらってきましたら、うさぎが入れるか入れないかというギリギリの大きさの入り口を一箇所作ってあげます。
そして二つのダンボール箱を同じような大きさの穴でつないであげます。
うさぎは喜んでこの薄暗いダンボール箱の中に入って行き、中でガリガリとダンボールをかじったり、前足でほじくったりして遊びます。
しばらくしますとダンボールの出入り口はかじられて大きくなり、いつの間にか窓や出入り口が増設されます。
窓からうさぎが顔を出したときには頭を撫でてあげるなど遊びにも付き合ってあげています。
うさぎがダンボールを一生懸命かじっているときは呼んでも知らん顔ですから、うさぎはかじるのに夢中で楽しんでいると思います。
うさぎの遊びのためのボールなどがペットショップで販売されていましたので購入しましたが、我が家のうさぎはそういった物には全然興味を示しませんでした。
その反応とはまったく違う、うさぎの本能に近い薄暗いところと狭いところの条件を満たすダンボール箱による遊びはとても興味があるようです。