うさぎを飼っていてうさぎに手や指を噛まれるということはたまにあることのようです。
我が家のうさぎは普段はまったく噛みませんが、エサをケージの中にあるエサ入れに追加して入れている時に指などを噛まれることがあります。
最初は食いしん坊のうさぎでエサと指とを間違えるのかなと思ったのですが、たまに攻撃をしているような素振りを見せますから間違って噛むということではないようです。
そのためエサを与える時にはエサの容器をケージから取り出して入れてから戻すといったことを行うようにしています。
そうすればほとんど噛まれることはありません。
私がうさぎにエサをあげる際にケージの中で噛まれる理由は何かと考えますと、それは自分の縄張りを侵されたとうさぎが怒っているからではないかと思いました。
うさぎは自分の縄張り意識がとても高い動物ですから、自分の縄張りであれるケージの中に手を入れられるのがとても気に入らないのだと思います。
うさぎによっては自分の縄張りに急に入ってこられて驚いて噛んでしまうということもあるようです。
我が家のうさぎは絶対に気に入らないと怒っているのだと思います。
うさぎの噛み癖は必ず直りますので、うさぎに根気よく噛んだらいけないことを教えていって下さいという事が飼育書に書かれています。
しかし我が家のうさぎはこちらが怒っていることを伝えて、だめだということを覚えさせようとしても直りません。
噛むことはだめだ、不快だということを強めの言葉でうさぎに言うのが良いとのことですので試しましたが、効果がありませんでした。・
先日は跡が付くほどしっかり噛まれましたので、こちらが驚いて手を振り払ったらうさぎが吹っ飛んでしまいました。
ゲージの中で飛ばされたうさぎも大変驚いていましたが、やはり体罰は良くないと思います。
まずは噛むことはだめだということをしっかり伝える方法についてどうすれば良いのか調べてみました。
うさぎに噛まれるという原因として、飼っているうさぎがあなたは自分よりも下位だという様に思っているかもということがあります。
そういったうさぎには自分よりも人間が上であるという「上下関係」をしっかり気付かせてあることが必要です。
あなたに対して威嚇体制を取るうさぎは、上下関係が理解出来ていないことが原因です。
うさぎが飼い主を噛むというのは、うさぎの方が優位に立っていると思っているからということです。
このような場合に上下関係をハッキリさせる方法として、アゴ乗せという上下関係を悟らせるしつけの方法があります。
アゴ乗せはとても簡単な方法で、うさぎの首を押さえて飼い主が後ろからうさぎの顔の上にアゴを乗せるだけです。
うさぎにとってこのアゴを乗せられるという行為は、降伏や服従を意味するのです。
うさぎは押さえつけられるのを嫌がりますのでうさぎが怪我をしない様に、あまり強く押さえつけずアゴを乗せてみてください。
あごでウサギの頭をこすりながら「いいか〜 主人は私なんだから!」と言い聞かせてあげましょう。
うさぎは縄張り意識を強く持つ動物で、自分の通る道などに臭いを付けてまわります。
臭い付けとはアゴをすりつけるようにして匂いをつける公道で、ケージに新しいものを置いた時などにうさぎが行っているのを見ることができます。
人間も彼らの習慣に習って意思表示をしてやれば良く、うさぎにアゴをのせてこちらの方が上であることを示すのです。
我が家のうさぎはアゴ乗せをしてから驚くほど従順に変わり噛まなくなりました。
アゴ乗せは効果絶大でした。